NASH: 非アルコール性脂肪性肝炎
最近この病気が注目されています。肝炎というとまずお酒の飲み過ぎというの
が一般常識ですが、アルコールを飲まない人にも、アルコール性の肝障害と
同様に肝硬変さらには肝不全を引き起こす脂肪肝があることが、わかって
きました。肥満や糖尿病の人にはNASHがよりおおいことも指摘されており、
生活習慣病としても油断ができません。
肝炎の原因はアルコール、ウィルス、薬剤、自己免疫、など種々あげられます
が、NASHは新しい原因といえます。現在でも、原因が不明の肝炎が全体の
10-30%あるといわれています。
NAFLDはNASHより、はるかに頻度の高い、生活習慣病と関連の深い、
肝障害です。
生肉食の危険性
鹿やイノシシの生肉あるいは生の内臓を食べて、E 型肝炎に感染したという
ニュースが伝えられて久しくなりますが、市販の生の豚レバーからも
E 型肝炎ウィルスが検出されたというニュースもあります。
生肉食は E 型肝炎だけでなく、いろいろな感染症・寄生虫症の危険性があります。
胃の検査はバリウムがよいか、内視鏡がよいか
最近、バリウムによるエックス線検査が再び見直されています。内視鏡検査、
エックス線検査ともそれぞれ一長一短があり、できるだけ両方の検査を受けるのが理想的です。
検診において造影と内視鏡は補完的に用いるべきであるという考えが主流です。第45回日本人間ドック学会のシンポジウム「消化管造影か、内視鏡か」
においても、そのように主張されています。
IPMT: 進行の遅い膵臓癌
IPMTという膵臓の進行の遅い癌が注目されています。しかし、膵癌は一般に進行が速く、発見が遅れることが問題とされています。
自己免疫性膵炎が話題になっています。
生活習慣病
生活習慣病は高血圧、高脂血症、糖尿病が注目されていますが、これら以外にも、脂肪肝、慢性膵炎なども、生活習慣病として扱うべきです。
ピロリ菌感染と胃がん
ピロリ菌感染は胃がん発症のリスクが5~10倍になるとの報道がありました。
生活習慣病検診から特定検診へ
平成20年4月から制度が変わり、従来生活習慣病検診といわれていた検診は、特定検診となりました。市区町村、健康保険によって、検診の内容が異なります。

